【仕事がヒマなら試してみよう】社内ニートチェックリスト
自分が社内ニートであるかどうかなんて、自分自信が一番よく知っていると思うけど、前に読んだ本に便利なチェックリストがあったので引用したいと思います。
- 以下の10個の項目のうち、あなたにはいくつ当てはまりますか??
1. 仕事中に私用を片づける
2. 仕事が少なすぎると感じて退屈する
3. 時々、実際には何もしていないのに仕事をしているふりをする
4. 別に忙しくなかったのに、退社した後、すごく疲れを感じる
5. どちらかといえば今の仕事に不満だ
6. 仕事に意義を見いだせない
7. その気になればもっと早く仕事を終えることができる
8. 本当は何かほかのことをしたいのだが、収入が減るからと転職をためらっている
9. 仕事中に私用のメールを同僚に送る
10. 仕事にあまり興味がない四つ以上にチェックがついた人は、ボーアウト(社内ニート)になっているか、または予備軍だ。
(ボーアウト 社内ニート症候群 講談社)
何と!入社1年と11ヶ月目にこの本に出会った僕は、10個中10個にチェックがついたwww
笑うしかなかった。
完全な社内ニート症候群だよ!笑
この本の帯には、
仕事は本来、楽しいもの。やる気が出ない責任は、職場にも「あなた」にもある。
と書かれている。
いや、確かに自分にも何かしら原因はあると思うよ?でも、やれるだけのことはやったはずなんだけどな…
この時、
いじめについて論じる際によく出てくる、『いじめられっ子にもいじめられる原因がある』とかいう論理が頭に浮かんできて、
「おい、ちょっと待てよ。」と言いたくなった。
いや、いじめられっ子悪くないだろ
スネ夫みたいなやつは悪いかもしれないけど(スネ夫をいじめられっ子だと定義すれば)
この本は重版が出ていないので、おそらく売れなかったんだと思うけど、中に書かれている内容は「それそれ!」「あるある!」といったことばかりだ。
この本の著者が実際に社内ニートだったんじゃないかっていうくらい社内ニートのことを知り尽くしている。
ただ、「では、実際どうやって社内ニートを脱出するのか?」という肝心な質問に対しては
ボーアウト(社内ニート)になった人は、ひとりひとりが自分にとって正しい道を探すべきだ。
その際、忘れてはならないのは、「社会的なランク付け」を無視すること、そして自分の心の声に耳を傾けることだ。これは職場の雰囲気についても同様だ。
楽しいと思うこと、やりがいを見いだせる仕事、ボーアウトが解決できると思える方法を選ぼう。
と言っている。
いやいや、それが分からないから苦しんでいるんじゃないか!!
あんたはこの社内ニートという課題を解決する気があるのかよ!?
と声を大にしてツッコミたい。
Amazonのレビューでも
『仕事をしたくてもできなくて、ボーアウトでいざるを得ない、という人への治療法になるとは到底思えない(病気の人に、病気を治す努力をしよう、といってるようなモノでは?)。』
と激しいツッコミを受けている。(レビュワーさん良く言ってくれた!ありがとう!!)
ただ、この本の最後に書かれている
したがって、ボーアウトは単に困った問題なのではなく、個別化を実現するチャンス、つまりひとりひとりが自分にあった生き方を選ぶチャンスでもあるのだ。
というフレーズは、僕自身が社内ニートを脱出した後にこの本を読み直してみると、確かに言っていることは正しかったと感じます。
社内ニートという超絶暇な期間に自分を見つめなおし行動した結果、自分にあった生き方をつかみとった人もいます。
僕は僕で、副業とか起業とか転職とか様々な選択肢がある中で、今の会社で、僕がやりたい仕事をつかみ取る生き方を選んだ。
自分だけでなく、世界にはすんごいたくさんの社内ニートがいるんだということがこの本を読むと分かる。
「仕事がなくて悩んでいる 苦しんでいるのは自分だけじゃない」って分かっただけで少しは気分が安らぐのではなかろうか。
気になった人は書店や古本屋、Amazonで購入してみることをオススメします!