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脱社内ニート宣言ブログ

試行錯誤の末、社内ニートを脱出しました。脱出方法をお伝えします。

【完全版】社内ニート(社内失業)脱出に必要な3つの考え方〜仕事が暇で辛い全ての人へ〜

この文章を書いていて、当初考えていたよりもはるかに文章量が多くなってしまいました。

僕が社内ニートを脱出する過程で試してきたことをほぼすべてこの記事に詰め込みました。

長く書けばいいってものじゃありませんが、全て詰め込もうとしたら長くなってしまいました。

そのうち、もっと読みやすいように追記や分割する可能性もありますが、ひとまず全部公開します。

この、社内ニートの期間に身に付けてきたスキルは、社内ニートの脱出に役立ったことはもちろん、社内ニートを脱出した今も、なくてはならない強い武器として僕を支えています。

ちょっと長い文になってしまい申し訳ありませんが、お付き合いくださいませ。


最近、「過労死」とか「ブラック企業」とかいう言葉を聞く機会が増えて来たと思います。

特に、電通の事件は衝撃的でした。
この世の中、みんな働き過ぎですよね。

そういうニュースを見るたびに、自分がそのような会社に入らなくてよかったぁと常々思います。

ただ、その一方で「会社に行ってもやる仕事がない」人がいるのも事実です。


そのような人たちのことを社内ニート(社内失業者)と呼びますが、社内ニートになる理由は様々です。

特に、新入社員で社内ニートになる確率は結構高いと考えられます。

キミが社内ニートになったわけ

starshines.hatenablog.com

 


そして、僕自身も大きな声で威張って言えることではありませんが、社内ニートでした。

 

【仕事が暇】社内ニートのプロフィール【やることない??】

starshines.hatenablog.com

 


上のプロフィール内にも書きましたが、苦労の末、僕は社内ニートをなんとか脱出できました。


そして、僕が経験した社内ニート脱出のために必要な考え方として、次の3つが何よりも重要だと考えましたので、これから順に説明したいと思います。

 

【社内ニートを脱出するために必要な考え方】

  • どんな仕事にも役立つスキルを自分で身につけよう
  • 社内ニートの立場が許容される環境を作ろう
  • いつでも会社を辞められると思えるような自分や環境を作ろう

この3つの考え方について説明していきたいと思います。単純なようでけっこう奥が深いのです。

 

どんな仕事にも役立つスキルを自分で身につけよう

 

一つ目に重要なこととして、「どんな仕事にも役立つスキルを自分で選んで身につけること」が挙げられます。

おそらく、社内ニートである自分には今はほとんど仕事がないと思います。

しかし、それが一時的なものなのか長期的に続いていくものなのかは判断できません(と言っても、この先も仕事が増えないだろうなぁというのは、自分の感覚でなんとなく分かります。)

そこで、今後仕事が増えた時、あるいは全く毛色の違う仕事が降って来た時にでも対応できるような能力だけは身につけておきましょう。

中にはしっかりとやれば1〜2週間でマスターできるスキルなのに、それを身につけずにサラリーマンとしてずっと過ごしてしまったために、かなりの損をしている人が世の中にゴマンといることに気がつきました。

どんな仕事にも役立つスキルを自分で身につけるために

  1. 今の仕事でも使うし、今後仕事が変わっても絶対に使うと思うスキル
  2. わりと簡単に身につけられ、それでいてずっと役に立つ
  3. インプットがすぐにアウトプットに結びつけられる

この3つの視点から、「今の自分にとってこれらを満たすスキルは何かな?」と考えて、これから身につけるスキルを選びましょう。


上の1〜3の視点から、僕自身は次のように考えました。

別に「スキル」といっても資格試験の勉強をしなくても良いのです。

僕は事務職で、パソコンを使わない日はないという職場だったため、まずはパソコンに関するスキルを徹底的に身につけることにしました。

それと同時に、社会人の基礎とも言えるビジネスマナーも自分で勉強しました。

ビジネスマナーは、研修でしっかりやる企業もあると思いますが、一度研修を受けた後でも、自分で自分のためと思って勉強すると他の人たちに圧倒的な差をつけることができます。


僕が身につけた具体的なスキル

  • タイピングを練習して、スピードを上げた
  • 「ショートカットキー」を徹底的に覚えた
  • WordやExcelの勉強をした
  • 秘書検定の本を読んでビジネスマナーを身につけた
  • 「気配り」について勉強した

自分から、このスキルが必要と考えて身につけたスキルは一生モノのスキルになると考えています。

仕事をするうちに身につけるスキルはいわば受け身のスキルです。

僕が身につけたスキル一覧を見て、「こんなの当たり前のことだよ」とか「これがスキルって呼べるの?」って言う人もいると思います。

しかし、こんな当たり前のことが出来ない人は無数にいます。

こんな当たり前のことが出来るだけで、大多数の人から抜け出すことが出来ます。

例えば、

- タイピングを練習して、スピードを上げた
タイピングでいえば普通に仕事だけしている人はある程度の速さには到達するかもしれませんが、それ以上はなかなか速くなりません。

- WordやExcelの勉強をした
Wordの機能でいえば、仕事をしていくうちに、いつも作っている文書には習熟していきますが、インデントや挿入、差し込み文書といった機能を上手く使える人は実はあまりいません。

- 秘書検定の本を読んでビジネスマナーを身につけた
敬語が微妙で、電話応対もぶっきらぼう、電話に出る際も名前を名乗らないなんていう人もいます。

- 「気配り」について勉強した
エレベーターで、他の人が出るまで開けるボタンを押し続ける人がいる一方で、その横を「ありがとう」を言うこともなく、頭を軽く下げることもなく通り過ぎていくオッサンなんてたくさんいます。

これらは一例です。
ちょっと勉強して、意識するようになっただけで色々なことが見えてきました。

つまり、
自分から必要だと思ってスキルを身につけると多くの気づきを得ることができるのです。

ここに、資格試験の勉強とは違った、根本的に必要なものが詰まっていると僕はこれまでに考えてきました。

僕は、パソコンの資格であるマイクロソフトオフィススペシャリストや秘書検定の資格は当時は取りませんでしたが、「自分が必要だと思って選んで勉強しているスキル」の延長線上にある資格であれば取っておいても良いと思います。

資格があれば、それを人に示すこともできますし、勉強している時の目標にもなります。

しかし、「資格ありき」で始めたらいけません。必ずどこかでつまずきます。


さて、僕はパソコンや、ビジネスマナー、気配りといったスキルを選びましたが、僕が選ばなかった中でも例を挙げると、

これを使わない日はないだろうという視点から「アナウンス力」とか「会話の途切れない雑談力」といったスキルを身につけると仕事にもプライベートにも役に立ちそうですよね!

他にも、「素敵な笑顔になる練習」なんて意識して勉強する人がいなさそうだけど、もし身につけていれば人から飛び抜けることができそうです。

僕の例を参考に「自分だったらどれがいいか?」を考えてみてください!

だいたい本屋に行けばそういう本がありますし、ネットを調べれば知識がゴロゴロと転がっています。

もちろん、必要だと考えるなら、僕がやってきたことを選んでも良いと思います!!

 

再確認
どんな仕事にも役立つスキルを自分で身につけるために

  1. 今の仕事でも使うし、今後仕事が変わっても絶対に使うと思うスキル
  2. わりと簡単に身につけられ、それでいてずっと役に立つ
  3. インプットがすぐにアウトプットに結びつけられる

といったスキルを意識しましょう。

 

社内ニートの立場が許容される環境を作ろう

スキルアップと環境づくりではどちらを優先すべきか?と聞かれたら、僕は「スキルアップと環境づくりは両方並行して行うべき」と答えます。

前者は身につけるスキルであり、後者はやるべき行動なので、それぞれ役割が違います(一部かぶるところはありますが)。

社内での人間関係が悪いと、既に社内ニートとして居づらくなってきている会社に出勤するのが、もっと嫌になり、常に後ろ向きな考えになってしまいます。

僕自身は、僕と同じ班(6人いた)の上司と1人の先輩とあまり仲が良くなく、辛いこともありましたが、同じ部署の他の班の班長や先輩方と上手くやっていくことにより、孤立無援といった事態には陥りませんでした。

社内にも勢力図があり、
「あの人と仲良くしておけばプラスになるだろう」
とか考えたこともありましたが、なるべくそういうことは考えずに、適度な距離を保つようにしました。

まあ、気の良いおばちゃんや、面倒見のいい先輩と親しくしていれば、比較的安定した精神状態で社内ニート生活が過ごせます。

 

社内ニートの立場が許容される環境を作るために

  1.  自分がポジティブに考えられる行動で相手に貢献する。
  2. とりあえず、おせっかいをしてみる。


僕がやった具体的な行動

  • 会議の議事録係をなるべく引き受けた。
  • たまに飲み会に出席した。(そしてたまに二次会にも出席した。)
  • 旅行先でお土産を買ってきた。
  • 他の人が印刷した資料を席まで持っていってあげたetc

なるべく、自分がやっていて楽しいことを意識して行動していくことをお勧めします。

- 会議の議事録係をなるべく引き受けた。
会議の議事録係を受けるのはめんどくさいことですが、僕はわりと好きでした。
なぜなら、ちょうどタイピングの勉強をしていて、帰ったらいつもネットでタイピングゲームをしていたからです。

会社でキーボードを使う作業が全て僕の趣味?に結びついていたのでした。

時に重要な会議の際、先輩が「今日は大切な会議だから自分で議事録を作るわ」ということもありましたが、ちょっとした打ち合わせであれば、元々社内では暇だった僕が議事録係として手を挙げることにしていました。

- たまに飲み会に出席した。(そしてたまに二次会にも出席した。)
飲み会自体は嫌いではありませんでしたが、家に帰ってタイピングの練習や、他にやることがあったので、たまに参加していました。

※飲み会に参加する基準は以下の通り 

starshines.hatenablog.com

 

 

直属の上司は飲み会に行くと僕に対して必ず説教をしたので、なるべく誘われないように行動し、部署の歓送迎会や忘年会といった飲み会以外では一緒にならないようにしていました。

- 旅行先でお土産を買ってきた。
旅行先でお土産を買って来る行為は、荷物が重くなることと、自分の財布に負担がかかる行為です。

元々僕が旅行が好きだったことと、僕が行った旅行先のことを知ってほしい、あわよくば皆んなと旅行先について話したいという思いからお土産を買ってきています。

好きでやっていることだから、あまり負担だと感じない。

お土産は、直接渡すこともあれば、机に置いておくこともあります。

そして、お土産を渡す時に気づくことがあります。

「お土産ありがとう」と言われることがありますが、その「ありがとう」が一人一人違うのです。

言われてめっちゃ嬉しいありがとう
普通に嬉しいありがとう
まあ嬉しいありがとう
あまり嬉しくないありがとう

と、明確に分かれます。

中には「ありがとう」と言わない人もいるので「ありがとう」と言ってくれた人は少なくとも喜んでくれているはずなのですが、言い方一つでこんなに受ける印象が違うんだ!
と気づいたことは大きな収穫でした。

さらには、お土産に対して、「なんかこれちっちゃくね?」と文句を言う人もいました。

その時僕は心の中で「は?お土産もらっておいてありがとうの一言も言わずに文句だけ言ってんの?うざっ!」とか思いましたが、お土産を良く良く見ると、確かに質量が小さくあまり食べ応えがなさそうな代物でした。

個装してあるといっても、一つ一つを配るのに適したお菓子ではなかったのです。

それから、お土産を買うという行為一つとっても色々と考えるようになりました。
(どれが良いだろう?って選んでいるのも、僕にとってけっこう楽しいのです)

- 他の人が印刷した資料を席まで持っていってあげたetc
他の人が印刷した資料を席まで持っていって渡す という行為は、時と場合によっては「やめてくれよ」という行動にもなります。

プライベートな文書だったり機密文書だったりすることもあるからです。

あるいは、まだ印刷途中でこれからあと何枚か資料を印刷する予定だったという時に、先に資料を席まで持って行って渡しても、結局本人がプリンターの場所まで残りの資料を取りに行かなくてはなりません。

それだと、気配りというよりは余計なお世話にもなります。(まあ、プラスにはなりませんがマイナスにもならない行為なので、プラスマイナスゼロで、次は頑張ろうといった感じですが)

状況やタイミングを見て動くこと、これも1つのスキルかもしれません。

印刷物の例はあくまでも一例です。
etcと書いたのは、他にもたくさんの行動があるからです。

スキルアップの項目では「気配り」のスキルを身につける提案をしましたが、ここでは「おせっかい」をすることを提案します。

気配りとおせっかいの境を見分けるのは難しい。
けど、おせっかいを積み重ねていくと次第に気配りとおせっかいの境が見分けられるようになります。

ちなみに、ここで習慣化した行動は、社内ニートとしての立場を許容されることにプラスになっただけでなく、その後の仕事やプライベートでも無限のメリットを受けています。


再確認
社内ニートの立場が許容される環境を作るために

  1. 自分がポジティブに考えられる行動で相手に貢献する。
  2. とりあえず、おせっかいをしてみる。

 

いつでも会社を辞められると思えるような自分や環境を作ろう

ここまでの行動で、勉強したり環境を良くしたりして来ると、だんだんと希望が湧いてきます。
ここまででもう社内ニートを脱出している人もたくさんいるかとも思われます。

ただ、当時の僕のように、やはり仕事がない人もいます。

仕事がないと、根本的な不安は消えません。

「仕事がない」状況はやはり自分のことを蝕んできます。

そこで、「万が一」のことを考えて保険をかけておきます。
万が一というのは、「会社を辞めさせられたり、転職活動をしたりする時」のことを指します。

副業をやれというアドバイスではありません。

(副業をやってもいいと思うのですが、僕自身は副業をやらなかったことと、「社内ニート脱出」に力点を置いたため、ここでは述べられません。)


僕がやった具体的な行動

  • 身の回りの物を減らした(断捨離)
  • とりあえず安心できる額貯金した
  • ビジネス書や小説を読む
  • ブログを読む
  • マーケティングやPRの勉強

 

- 身の回りの物を減らした(断捨離)
最低限これだけの物さえ家の中にあれば十分生きていけるというもの以外は少しずつ減らしていきました。
僕は社会人になってからは、会社の近くの家賃が少し高い家に一人暮らしをしていました。
家賃が高い家に、会社から家賃補助を幾らかもらって生活していましたが、家の中にはけっこう不要なものが多く、それらを処分したらもっと狭い部屋でも十分暮らしていけそうでした。
ちょっとずつ物を減らしていった結果、四畳半で家賃3万円位の家でも全部の家具を置いて、筋トレとかヨガが出来るくらいのスペースを確保出来るのではないかというところまでになりました。結局、まだ引っ越してはいませんが、いつでも狭い家に引っ越しても大丈夫!って考えられるようになったら、気分がたいぶ楽になりました。

- とりあえず安心できる額貯金した
これ位のお金があったら、とりあえず1年間は生きていけるという金額を貯金した。

家賃と水道光熱費をこれくらいに抑え、携帯をSIMフリーにして節約したら残りのお金は食費と自己投資に当てられる。

と計算した上で、1年半で200万円ほど貯金しました。

最低限の生きていくお金を貯められたおかげで、ちょっと位のことではめげず、大胆な行動をとることもできました。

- ビジネス書やビジネス小説を読む
これは既に一番初めのスキルアップの項目でも出てきましたが、「自分に役に立ちそうな本を読む」ことです。
ビジネス書では、人生の先輩とも呼べるすごい先輩方が惜しげもなくその知識を披露してくれます。

まずは、
その知識を分けてもらおう!
くらいの意識でちょっとずつ本を読み、読書に慣れていきましょう。

何冊も読み進めていくうちに、普通のビジネス書に飽きたら(読むのに疲れたら)、ビジネス小説やビジネス漫画にも手を出してみましょう。

想像以上に役に立ち、それでいてスラスラと読めて自分の中に知識が吸収されてきます。

これらの本では、読んだ中に少しでもグッとくるものがあり、それを行動に移していくことができたら少しずつ自分の人生が好転していきます。

- ブログを読む
ネットを開けば多くのブログに出会うことが出来ます。
基本的には、一つ上の項で述べたように、本を読んでいれば様々な知識が手に入ります。

ただ、ブログを読んでいると、本からは得られないような知識がたくさん得られます。
世の中には、本は出していなくても、自分の想像できないような世界を経験し、ブログとして発信している人がたくさんいます。

ブログには、本には書けない(本として出版するには難しい)ような「生きた知識」が眠っています。

僕は、ブログからそういった知識や知恵を分けてもらい、何度も助けられてきました。


- マーケティングやPRの勉強
ここは、「自分の好きなことの勉強」に置き換えてください。僕にとって自分の好きなことがマーケティングやPRだっただけです。

元々、大学でマーケティングとかPRの勉強をしていたのですが、社内ニートになってからはご無沙汰していました。

そして、社内ニート生活が2年目に突入したあたりから、「英語使えたらいいなぁ」という思いと、「でも、マーケティングも勉強したいなぁ」という思いが入り混じった挙句、「英語でマーケティングの勉強すればいいんだ」
と結論づけ、英作文を勉強する傍ら、洋書のマーケティングの本を読むことにしました。

3ヶ月ほど勉強を継続し、英語の実力アップに少し手応えを感じた頃、

「社内プロジェクトに参加してみないか」という案内が全職員に対してありました。

僕はこの時かなり悩みました。

そのプロジェクトは、英語の要素は少なく、どちらかというとマーケティングやPRの知識の方が重要になるプロジェクトでした。

もしここでプロジェクトに手を挙げたら、プロジェクトにかかりきりにならなきゃいけなくなる。
つまり、英語の勉強はしばらく諦めなければならない。(洋書のマーケティングの本はけっこう読みにくいものもあって、マーケティングの知識を得るにはちょっとハードルを感じていました。)

ここまで3ヶ月みっちりやってきた英語の勉強が無駄になる。
受けようと思っていたTOEICのテストも延期する必要が出てくる。

と悩みに悩んだ挙句、プロジェクト参加に手を挙げることにしました。

初めて自分から仕事をつかみにいきました。

プロジェクトの方向性や自分たちの役割を決めるための顔合わせの日程が決まりました。

僕はこれまでに読んだ本の知識を使って、プロジェクトへの考えを簡単に説明できるように準備をしました。

また、おそらく自分が一番若いとかんがえたので、他の応募者の足を引っ張らないように、こうしたいという熱い想いを持って臨みました。

そして迎えた最初の顔合わせの場

年上の先輩方は僕の考えや想いを聞いて「若いけどしっかりした想いを持っている。プロジェクトの際にキツイ時もあるかと思うがサポートは十分するから、リーダーは任せた」と言ってくれました。

リーダーになった後は、自分からプロジェクトリーダーとして必要な能力を得るために、プロジェクト関連の本を読んだり、色々と調べたりしました。

また、予算が限られていることから、僕自らポスターやチラシを作成し、社外の巨大施設でイベントを開き、数千人の観客の前でスピーチも行いました。

これらのことは今まで全然経験がなかったのですが、自分なりに調べて勉強して曲がりなりにも成功させた結果、その後の仕事に繋がっています。

この期間で、ドラクエで言えばはぐれメタルを倒した位の莫大な経験値を得たことは確かですが、この時に、今までに勉強してきたマーケティングやPR(コピーライティングやセールスライティングも含む)をプロジェクトに活かせるだけ活かせました。

また、素早く分かりやすく議事録を書く、WordやExcelを使って資料を作成する。

目上の人にマナーを持って接する、周りの人に気配りするといったスキルも、これでもかというほど発揮できました。

今までやってきたことが有機的に結びついたのです。
少し奇跡を感じました。


また、僕はこの時、不思議な体験をしました。

プロジェクトが発足したのは9月頭だったのですが、僕はその年の4月には、それぞれ9月末と10月末に開催するブランディングの研修とマーケティングの研修に申し込んでいたのでした。

申し込んだ時は、「まぁ面白そうだし、どこかでこの知識が使えそうだしなぁ」という考えで応募しただけなのに、まさにその知識が必要な時期に研修を受けることとなったのでした。
しかも、マーケティングの研修は僕がちょうどポスターを作成している時期に行われたため、研修の知識がそのまますぐにアウトプットに繋がったのでした。

自分が、「こうありたい」と願っていると、チャンスが向こうから僕の方に転がってくる

そんな感覚を受けました。

自分が勉強していて楽しい!
僕にとってはそれがマーケティングやPRといったものでしたが、皆さんに同じものを学べとは言いません。

一人一人好きなことが違うからです。


それは、人によって
イラストを描くことだったり
文章を書くことだったり
人と会話することだったり
ゲームをすることだったり
料理をすることだったり
スポーツをすることだったり
するわけです。

それらは、仕事に結びつけやすいものもあれば、仕事からちょっと遠いものもあります。

けど、それが今の仕事にどう影響するのかを考えるのはひとまず置いといて、
好きでやって(勉強して)いて、なおかつ必ずそれを活かしたいと考えて続けていると絶対にそれを活かせるチャンスが巡ってきます。

その時にうまくキャッチできるかどうかは自分次第です。

僕は、英語を捨ててでもチャンスをつかみに行って良かったと思っています。

 

再確認
いつでも会社を辞められると思えるような自分や環境を作るために

  1. 身の回りの物を減らしてみよう(断捨離)
  2. とりあえず安心できる金額を貯金しよう
  3. ビジネス書や小説を読もう
  4. ブログを読もう
  5. 自分の好きな勉強をしよう

 

おまけ 今しかできないこともやってみよう

ここから先は読み飛ばしても構いません。


ここまで、「社内ニートを脱出する」ことに主眼を置いて文章を書いてきたので、ここから先に書いてあることは、読んでいる人を少し混乱させる可能性もあります。

ただ、「社内ニート期間を最大限利用する」という根本の思想は同じです。


おそらく、ここまで上げてきた3つの考え方を抑えて行動していれば絶対に自分にとってプラスになる日が来ると思います。


ただ、僕は常に高い意識を持ってこれらのことをやってきたわけではありませんでした。


職場に行ってもネットサーフィンしたり、トイレで居眠りし続けていたこともしょっちゅうでした。

ふだんの生活でも、けっこう堕落した生活を送っていた時期もあります。


そういう、迷走した日々を過ごす中で、「誰がこんなことやるんだよ?」ってこともやってきました。

笑われるからあまり言いたくなかったのですが、
その例がこちらになります↓

  • 全国の市町村の名前を覚える
  • JR〜〜線の駅名を1つずつ覚える
  • ローマ字入力でもかな入力でもない「親指シフト」というタイピングを身につける
  • 左利きになる訓練をする


人に「こんなことやっているよ」と口にしようものならバカにされそうなことだらけです。笑

実際何人かの人に「時間が空いた時はこういうことやっているんだ!」と伝えた際には、皆僕のことを笑っていました。(ちなみに、左利きの練習については、左利きの友人には少し共感を得ました)

しかし、こんなことすら、やろうと思えばじっくりと腰を据えて取り掛かることができるのが「社内ニート」です。

また、これらは一見なんの役に立つのか分からないことばかりですが、実は、身に付けた者だけが分かるメリットというものもあります。

僕が試してきたことは一例ですが、他にも無数のことが転がっているはずです。

社内ニートで暇な人には
こんな、時間がなくてふつうの人だったら絶対にやらない(やれない)ようなことも出来るんだよ

というところだけはお伝えしておきたいと思います。

最後に

ここまでつらつらと書いてきましたが、

僕自身、初めから全部をしてきたわけではありません。

クソみたいな社内ニート生活を送る中で、
このまま暇でも良いかなぁとか考えたりもしながら

だけど、

「やっぱり、せっかく就職したんだから仕事を身につけてみたいなぁ」と考えて、これをやったらよさそうかな?ということを手探り状態で1つ1つ実践してきました。

これを勉強して、本当に自分のためになるかな?ただの徒労に終わらないかな?できればめんどくさいことはやりたくないな

などと考えながらも1歩ずつ行動を起こしました。


元々の能力が高い人は、これらのことをあっという間に身につけて、すぐに自分から仕事をもぎ取っていくかもしれません。


あるいは、その会社にすぐに見切りをつけて、もっとやりがいがあって給料も高い会社に転職していってしまうかもしれません。


僕はそのどちらの能力も持っていないと思っていました。

だからこそ、こうして一歩ずつ社内ニートを抜け出す方法を考えることができました。


この社内ニート期間中には数限りない位色々なことを考えました。

どうしてこの会社に入ってしまったのだろう。
僕はここの会社にとって必要な存在なのか。
僕の本当の強みってなんだろう。
「働く」ってなんだろう。
僕の本当に好きなことってなんだろう。

暇だったからこそ考えられたこともたくさんありました。


だけど、ここまで書いてきたことを当時の僕が知っていれば、おそらくもっともっと早く社内ニートから抜け出していたと思います。

社内ニートも悪くなかった

だけど、二度と社内ニートには戻りたくない。
社内ニートという立場はとても辛い苦しいものだから。

だからこそ一人でも多くの人に読んでいただきたい。

この世の中に社内ニートと呼ばれる人は想像以上に多く、そして、社内ニートという状況に苦しんでいるということを伝えたい。

一人でも多くの人が、少しでも早く社内ニートを脱出してほしい。
そして、自分から仕事を掴んでほしい。

僕はこうして社内ニートを脱出しました。
是非ともスター社員になってください。