【完全版】社内ニート(社内失業)脱出に必要な3つの考え方〜仕事が暇で辛い全ての人へ〜
この文章を書いていて、当初考えていたよりもはるかに文章量が多くなってしまいました。
僕が社内ニートを脱出する過程で試してきたことをほぼすべてこの記事に詰め込みました。
長く書けばいいってものじゃありませんが、全て詰め込もうとしたら長くなってしまいました。
そのうち、もっと読みやすいように追記や分割する可能性もありますが、ひとまず全部公開します。
この、社内ニートの期間に身に付けてきたスキルは、社内ニートの脱出に役立ったことはもちろん、社内ニートを脱出した今も、なくてはならない強い武器として僕を支えています。
ちょっと長い文になってしまい申し訳ありませんが、お付き合いくださいませ。
☆
最近、「過労死」とか「ブラック企業」とかいう言葉を聞く機会が増えて来たと思います。
特に、電通の事件は衝撃的でした。
この世の中、みんな働き過ぎですよね。
そういうニュースを見るたびに、自分がそのような会社に入らなくてよかったぁと常々思います。
ただ、その一方で「会社に行ってもやる仕事がない」人がいるのも事実です。
そのような人たちのことを社内ニート(社内失業者)と呼びますが、社内ニートになる理由は様々です。
特に、新入社員で社内ニートになる確率は結構高いと考えられます。
キミが社内ニートになったわけ
そして、僕自身も大きな声で威張って言えることではありませんが、社内ニートでした。
【仕事が暇】社内ニートのプロフィール【やることない??】
上のプロフィール内にも書きましたが、苦労の末、僕は社内ニートをなんとか脱出できました。
そして、僕が経験した社内ニート脱出のために必要な考え方として、次の3つが何よりも重要だと考えましたので、これから順に説明したいと思います。
【社内ニートを脱出するために必要な考え方】
- どんな仕事にも役立つスキルを自分で身につけよう
- 社内ニートの立場が許容される環境を作ろう
- いつでも会社を辞められると思えるような自分や環境を作ろう
この3つの考え方について説明していきたいと思います。単純なようでけっこう奥が深いのです。
どんな仕事にも役立つスキルを自分で身につけよう
一つ目に重要なこととして、「どんな仕事にも役立つスキルを自分で選んで身につけること」が挙げられます。
おそらく、社内ニートである自分には今はほとんど仕事がないと思います。
しかし、それが一時的なものなのか長期的に続いていくものなのかは判断できません(と言っても、この先も仕事が増えないだろうなぁというのは、自分の感覚でなんとなく分かります。)
そこで、今後仕事が増えた時、あるいは全く毛色の違う仕事が降って来た時にでも対応できるような能力だけは身につけておきましょう。
中にはしっかりとやれば1〜2週間でマスターできるスキルなのに、それを身につけずにサラリーマンとしてずっと過ごしてしまったために、かなりの損をしている人が世の中にゴマンといることに気がつきました。
どんな仕事にも役立つスキルを自分で身につけるために
- 今の仕事でも使うし、今後仕事が変わっても絶対に使うと思うスキル
- わりと簡単に身につけられ、それでいてずっと役に立つ
- インプットがすぐにアウトプットに結びつけられる
この3つの視点から、「今の自分にとってこれらを満たすスキルは何かな?」と考えて、これから身につけるスキルを選びましょう。
上の1〜3の視点から、僕自身は次のように考えました。
別に「スキル」といっても資格試験の勉強をしなくても良いのです。
僕は事務職で、パソコンを使わない日はないという職場だったため、まずはパソコンに関するスキルを徹底的に身につけることにしました。
それと同時に、社会人の基礎とも言えるビジネスマナーも自分で勉強しました。
ビジネスマナーは、研修でしっかりやる企業もあると思いますが、一度研修を受けた後でも、自分で自分のためと思って勉強すると他の人たちに圧倒的な差をつけることができます。
僕が身につけた具体的なスキル
自分から、このスキルが必要と考えて身につけたスキルは一生モノのスキルになると考えています。
仕事をするうちに身につけるスキルはいわば受け身のスキルです。
僕が身につけたスキル一覧を見て、「こんなの当たり前のことだよ」とか「これがスキルって呼べるの?」って言う人もいると思います。
しかし、こんな当たり前のことが出来ない人は無数にいます。
こんな当たり前のことが出来るだけで、大多数の人から抜け出すことが出来ます。
例えば、
- タイピングを練習して、スピードを上げた
タイピングでいえば普通に仕事だけしている人はある程度の速さには到達するかもしれませんが、それ以上はなかなか速くなりません。
- WordやExcelの勉強をした
Wordの機能でいえば、仕事をしていくうちに、いつも作っている文書には習熟していきますが、インデントや挿入、差し込み文書といった機能を上手く使える人は実はあまりいません。
- 秘書検定の本を読んでビジネスマナーを身につけた
敬語が微妙で、電話応対もぶっきらぼう、電話に出る際も名前を名乗らないなんていう人もいます。
- 「気配り」について勉強した
エレベーターで、他の人が出るまで開けるボタンを押し続ける人がいる一方で、その横を「ありがとう」を言うこともなく、頭を軽く下げることもなく通り過ぎていくオッサンなんてたくさんいます。
これらは一例です。
ちょっと勉強して、意識するようになっただけで色々なことが見えてきました。
つまり、
自分から必要だと思ってスキルを身につけると多くの気づきを得ることができるのです。
ここに、資格試験の勉強とは違った、根本的に必要なものが詰まっていると僕はこれまでに考えてきました。
僕は、パソコンの資格であるマイクロソフトオフィススペシャリストや秘書検定の資格は当時は取りませんでしたが、「自分が必要だと思って選んで勉強しているスキル」の延長線上にある資格であれば取っておいても良いと思います。
資格があれば、それを人に示すこともできますし、勉強している時の目標にもなります。
しかし、「資格ありき」で始めたらいけません。必ずどこかでつまずきます。
さて、僕はパソコンや、ビジネスマナー、気配りといったスキルを選びましたが、僕が選ばなかった中でも例を挙げると、
これを使わない日はないだろうという視点から「アナウンス力」とか「会話の途切れない雑談力」といったスキルを身につけると仕事にもプライベートにも役に立ちそうですよね!
他にも、「素敵な笑顔になる練習」なんて意識して勉強する人がいなさそうだけど、もし身につけていれば人から飛び抜けることができそうです。
僕の例を参考に「自分だったらどれがいいか?」を考えてみてください!
だいたい本屋に行けばそういう本がありますし、ネットを調べれば知識がゴロゴロと転がっています。
もちろん、必要だと考えるなら、僕がやってきたことを選んでも良いと思います!!
再確認
どんな仕事にも役立つスキルを自分で身につけるために
- 今の仕事でも使うし、今後仕事が変わっても絶対に使うと思うスキル
- わりと簡単に身につけられ、それでいてずっと役に立つ
- インプットがすぐにアウトプットに結びつけられる
といったスキルを意識しましょう。
社内ニートの立場が許容される環境を作ろう
スキルアップと環境づくりではどちらを優先すべきか?と聞かれたら、僕は「スキルアップと環境づくりは両方並行して行うべき」と答えます。
前者は身につけるスキルであり、後者はやるべき行動なので、それぞれ役割が違います(一部かぶるところはありますが)。
社内での人間関係が悪いと、既に社内ニートとして居づらくなってきている会社に出勤するのが、もっと嫌になり、常に後ろ向きな考えになってしまいます。
僕自身は、僕と同じ班(6人いた)の上司と1人の先輩とあまり仲が良くなく、辛いこともありましたが、同じ部署の他の班の班長や先輩方と上手くやっていくことにより、孤立無援といった事態には陥りませんでした。
社内にも勢力図があり、
「あの人と仲良くしておけばプラスになるだろう」
とか考えたこともありましたが、なるべくそういうことは考えずに、適度な距離を保つようにしました。
まあ、気の良いおばちゃんや、面倒見のいい先輩と親しくしていれば、比較的安定した精神状態で社内ニート生活が過ごせます。
社内ニートの立場が許容される環境を作るために
- 自分がポジティブに考えられる行動で相手に貢献する。
- とりあえず、おせっかいをしてみる。
僕がやった具体的な行動
- 会議の議事録係をなるべく引き受けた。
- たまに飲み会に出席した。(そしてたまに二次会にも出席した。)
- 旅行先でお土産を買ってきた。
- 他の人が印刷した資料を席まで持っていってあげたetc
なるべく、自分がやっていて楽しいことを意識して行動していくことをお勧めします。
- 会議の議事録係をなるべく引き受けた。
会議の議事録係を受けるのはめんどくさいことですが、僕はわりと好きでした。
なぜなら、ちょうどタイピングの勉強をしていて、帰ったらいつもネットでタイピングゲームをしていたからです。
会社でキーボードを使う作業が全て僕の趣味?に結びついていたのでした。
時に重要な会議の際、先輩が「今日は大切な会議だから自分で議事録を作るわ」ということもありましたが、ちょっとした打ち合わせであれば、元々社内では暇だった僕が議事録係として手を挙げることにしていました。
- たまに飲み会に出席した。(そしてたまに二次会にも出席した。)
飲み会自体は嫌いではありませんでしたが、家に帰ってタイピングの練習や、他にやることがあったので、たまに参加していました。
※飲み会に参加する基準は以下の通り
直属の上司は飲み会に行くと僕に対して必ず説教をしたので、なるべく誘われないように行動し、部署の歓送迎会や忘年会といった飲み会以外では一緒にならないようにしていました。
- 旅行先でお土産を買ってきた。
旅行先でお土産を買って来る行為は、荷物が重くなることと、自分の財布に負担がかかる行為です。
元々僕が旅行が好きだったことと、僕が行った旅行先のことを知ってほしい、あわよくば皆んなと旅行先について話したいという思いからお土産を買ってきています。
好きでやっていることだから、あまり負担だと感じない。
お土産は、直接渡すこともあれば、机に置いておくこともあります。
そして、お土産を渡す時に気づくことがあります。
「お土産ありがとう」と言われることがありますが、その「ありがとう」が一人一人違うのです。
言われてめっちゃ嬉しいありがとう
普通に嬉しいありがとう
まあ嬉しいありがとう
あまり嬉しくないありがとう
と、明確に分かれます。
中には「ありがとう」と言わない人もいるので「ありがとう」と言ってくれた人は少なくとも喜んでくれているはずなのですが、言い方一つでこんなに受ける印象が違うんだ!
と気づいたことは大きな収穫でした。
さらには、お土産に対して、「なんかこれちっちゃくね?」と文句を言う人もいました。
その時僕は心の中で「は?お土産もらっておいてありがとうの一言も言わずに文句だけ言ってんの?うざっ!」とか思いましたが、お土産を良く良く見ると、確かに質量が小さくあまり食べ応えがなさそうな代物でした。
個装してあるといっても、一つ一つを配るのに適したお菓子ではなかったのです。
それから、お土産を買うという行為一つとっても色々と考えるようになりました。
(どれが良いだろう?って選んでいるのも、僕にとってけっこう楽しいのです)
- 他の人が印刷した資料を席まで持っていってあげたetc
他の人が印刷した資料を席まで持っていって渡す という行為は、時と場合によっては「やめてくれよ」という行動にもなります。
プライベートな文書だったり機密文書だったりすることもあるからです。
あるいは、まだ印刷途中でこれからあと何枚か資料を印刷する予定だったという時に、先に資料を席まで持って行って渡しても、結局本人がプリンターの場所まで残りの資料を取りに行かなくてはなりません。
それだと、気配りというよりは余計なお世話にもなります。(まあ、プラスにはなりませんがマイナスにもならない行為なので、プラスマイナスゼロで、次は頑張ろうといった感じですが)
状況やタイミングを見て動くこと、これも1つのスキルかもしれません。
印刷物の例はあくまでも一例です。
etcと書いたのは、他にもたくさんの行動があるからです。
スキルアップの項目では「気配り」のスキルを身につける提案をしましたが、ここでは「おせっかい」をすることを提案します。
気配りとおせっかいの境を見分けるのは難しい。
けど、おせっかいを積み重ねていくと次第に気配りとおせっかいの境が見分けられるようになります。
ちなみに、ここで習慣化した行動は、社内ニートとしての立場を許容されることにプラスになっただけでなく、その後の仕事やプライベートでも無限のメリットを受けています。
再確認
社内ニートの立場が許容される環境を作るために
- 自分がポジティブに考えられる行動で相手に貢献する。
- とりあえず、おせっかいをしてみる。
いつでも会社を辞められると思えるような自分や環境を作ろう
ここまでの行動で、勉強したり環境を良くしたりして来ると、だんだんと希望が湧いてきます。
ここまででもう社内ニートを脱出している人もたくさんいるかとも思われます。
ただ、当時の僕のように、やはり仕事がない人もいます。
仕事がないと、根本的な不安は消えません。
「仕事がない」状況はやはり自分のことを蝕んできます。
そこで、「万が一」のことを考えて保険をかけておきます。
万が一というのは、「会社を辞めさせられたり、転職活動をしたりする時」のことを指します。
副業をやれというアドバイスではありません。
(副業をやってもいいと思うのですが、僕自身は副業をやらなかったことと、「社内ニート脱出」に力点を置いたため、ここでは述べられません。)
僕がやった具体的な行動
- 身の回りの物を減らした(断捨離)
- とりあえず安心できる額貯金した
- ビジネス書や小説を読む
- ブログを読む
- マーケティングやPRの勉強
- 身の回りの物を減らした(断捨離)
最低限これだけの物さえ家の中にあれば十分生きていけるというもの以外は少しずつ減らしていきました。
僕は社会人になってからは、会社の近くの家賃が少し高い家に一人暮らしをしていました。
家賃が高い家に、会社から家賃補助を幾らかもらって生活していましたが、家の中にはけっこう不要なものが多く、それらを処分したらもっと狭い部屋でも十分暮らしていけそうでした。
ちょっとずつ物を減らしていった結果、四畳半で家賃3万円位の家でも全部の家具を置いて、筋トレとかヨガが出来るくらいのスペースを確保出来るのではないかというところまでになりました。結局、まだ引っ越してはいませんが、いつでも狭い家に引っ越しても大丈夫!って考えられるようになったら、気分がたいぶ楽になりました。
- とりあえず安心できる額貯金した
これ位のお金があったら、とりあえず1年間は生きていけるという金額を貯金した。
家賃と水道光熱費をこれくらいに抑え、携帯をSIMフリーにして節約したら残りのお金は食費と自己投資に当てられる。
と計算した上で、1年半で200万円ほど貯金しました。
最低限の生きていくお金を貯められたおかげで、ちょっと位のことではめげず、大胆な行動をとることもできました。
- ビジネス書やビジネス小説を読む
これは既に一番初めのスキルアップの項目でも出てきましたが、「自分に役に立ちそうな本を読む」ことです。
ビジネス書では、人生の先輩とも呼べるすごい先輩方が惜しげもなくその知識を披露してくれます。
まずは、
その知識を分けてもらおう!
くらいの意識でちょっとずつ本を読み、読書に慣れていきましょう。
何冊も読み進めていくうちに、普通のビジネス書に飽きたら(読むのに疲れたら)、ビジネス小説やビジネス漫画にも手を出してみましょう。
想像以上に役に立ち、それでいてスラスラと読めて自分の中に知識が吸収されてきます。
これらの本では、読んだ中に少しでもグッとくるものがあり、それを行動に移していくことができたら少しずつ自分の人生が好転していきます。
- ブログを読む
ネットを開けば多くのブログに出会うことが出来ます。
基本的には、一つ上の項で述べたように、本を読んでいれば様々な知識が手に入ります。
ただ、ブログを読んでいると、本からは得られないような知識がたくさん得られます。
世の中には、本は出していなくても、自分の想像できないような世界を経験し、ブログとして発信している人がたくさんいます。
ブログには、本には書けない(本として出版するには難しい)ような「生きた知識」が眠っています。
僕は、ブログからそういった知識や知恵を分けてもらい、何度も助けられてきました。
- マーケティングやPRの勉強
ここは、「自分の好きなことの勉強」に置き換えてください。僕にとって自分の好きなことがマーケティングやPRだっただけです。
元々、大学でマーケティングとかPRの勉強をしていたのですが、社内ニートになってからはご無沙汰していました。
そして、社内ニート生活が2年目に突入したあたりから、「英語使えたらいいなぁ」という思いと、「でも、マーケティングも勉強したいなぁ」という思いが入り混じった挙句、「英語でマーケティングの勉強すればいいんだ」
と結論づけ、英作文を勉強する傍ら、洋書のマーケティングの本を読むことにしました。
3ヶ月ほど勉強を継続し、英語の実力アップに少し手応えを感じた頃、
「社内プロジェクトに参加してみないか」という案内が全職員に対してありました。
僕はこの時かなり悩みました。
そのプロジェクトは、英語の要素は少なく、どちらかというとマーケティングやPRの知識の方が重要になるプロジェクトでした。
もしここでプロジェクトに手を挙げたら、プロジェクトにかかりきりにならなきゃいけなくなる。
つまり、英語の勉強はしばらく諦めなければならない。(洋書のマーケティングの本はけっこう読みにくいものもあって、マーケティングの知識を得るにはちょっとハードルを感じていました。)
ここまで3ヶ月みっちりやってきた英語の勉強が無駄になる。
受けようと思っていたTOEICのテストも延期する必要が出てくる。
と悩みに悩んだ挙句、プロジェクト参加に手を挙げることにしました。
初めて自分から仕事をつかみにいきました。
プロジェクトの方向性や自分たちの役割を決めるための顔合わせの日程が決まりました。
僕はこれまでに読んだ本の知識を使って、プロジェクトへの考えを簡単に説明できるように準備をしました。
また、おそらく自分が一番若いとかんがえたので、他の応募者の足を引っ張らないように、こうしたいという熱い想いを持って臨みました。
そして迎えた最初の顔合わせの場
年上の先輩方は僕の考えや想いを聞いて「若いけどしっかりした想いを持っている。プロジェクトの際にキツイ時もあるかと思うがサポートは十分するから、リーダーは任せた」と言ってくれました。
リーダーになった後は、自分からプロジェクトリーダーとして必要な能力を得るために、プロジェクト関連の本を読んだり、色々と調べたりしました。
また、予算が限られていることから、僕自らポスターやチラシを作成し、社外の巨大施設でイベントを開き、数千人の観客の前でスピーチも行いました。
これらのことは今まで全然経験がなかったのですが、自分なりに調べて勉強して曲がりなりにも成功させた結果、その後の仕事に繋がっています。
この期間で、ドラクエで言えばはぐれメタルを倒した位の莫大な経験値を得たことは確かですが、この時に、今までに勉強してきたマーケティングやPR(コピーライティングやセールスライティングも含む)をプロジェクトに活かせるだけ活かせました。
また、素早く分かりやすく議事録を書く、WordやExcelを使って資料を作成する。
目上の人にマナーを持って接する、周りの人に気配りするといったスキルも、これでもかというほど発揮できました。
今までやってきたことが有機的に結びついたのです。
少し奇跡を感じました。
また、僕はこの時、不思議な体験をしました。
プロジェクトが発足したのは9月頭だったのですが、僕はその年の4月には、それぞれ9月末と10月末に開催するブランディングの研修とマーケティングの研修に申し込んでいたのでした。
申し込んだ時は、「まぁ面白そうだし、どこかでこの知識が使えそうだしなぁ」という考えで応募しただけなのに、まさにその知識が必要な時期に研修を受けることとなったのでした。
しかも、マーケティングの研修は僕がちょうどポスターを作成している時期に行われたため、研修の知識がそのまますぐにアウトプットに繋がったのでした。
自分が、「こうありたい」と願っていると、チャンスが向こうから僕の方に転がってくる
そんな感覚を受けました。
自分が勉強していて楽しい!
僕にとってはそれがマーケティングやPRといったものでしたが、皆さんに同じものを学べとは言いません。
一人一人好きなことが違うからです。
それは、人によって
イラストを描くことだったり
文章を書くことだったり
人と会話することだったり
ゲームをすることだったり
料理をすることだったり
スポーツをすることだったり
するわけです。
それらは、仕事に結びつけやすいものもあれば、仕事からちょっと遠いものもあります。
けど、それが今の仕事にどう影響するのかを考えるのはひとまず置いといて、
好きでやって(勉強して)いて、なおかつ必ずそれを活かしたいと考えて続けていると絶対にそれを活かせるチャンスが巡ってきます。
その時にうまくキャッチできるかどうかは自分次第です。
僕は、英語を捨ててでもチャンスをつかみに行って良かったと思っています。
再確認
いつでも会社を辞められると思えるような自分や環境を作るために
- 身の回りの物を減らしてみよう(断捨離)
- とりあえず安心できる金額を貯金しよう
- ビジネス書や小説を読もう
- ブログを読もう
- 自分の好きな勉強をしよう
おまけ 今しかできないこともやってみよう
ここから先は読み飛ばしても構いません。
ここまで、「社内ニートを脱出する」ことに主眼を置いて文章を書いてきたので、ここから先に書いてあることは、読んでいる人を少し混乱させる可能性もあります。
ただ、「社内ニート期間を最大限利用する」という根本の思想は同じです。
おそらく、ここまで上げてきた3つの考え方を抑えて行動していれば絶対に自分にとってプラスになる日が来ると思います。
ただ、僕は常に高い意識を持ってこれらのことをやってきたわけではありませんでした。
職場に行ってもネットサーフィンしたり、トイレで居眠りし続けていたこともしょっちゅうでした。
ふだんの生活でも、けっこう堕落した生活を送っていた時期もあります。
そういう、迷走した日々を過ごす中で、「誰がこんなことやるんだよ?」ってこともやってきました。
笑われるからあまり言いたくなかったのですが、
その例がこちらになります↓
人に「こんなことやっているよ」と口にしようものならバカにされそうなことだらけです。笑
実際何人かの人に「時間が空いた時はこういうことやっているんだ!」と伝えた際には、皆僕のことを笑っていました。(ちなみに、左利きの練習については、左利きの友人には少し共感を得ました)
しかし、こんなことすら、やろうと思えばじっくりと腰を据えて取り掛かることができるのが「社内ニート」です。
また、これらは一見なんの役に立つのか分からないことばかりですが、実は、身に付けた者だけが分かるメリットというものもあります。
僕が試してきたことは一例ですが、他にも無数のことが転がっているはずです。
社内ニートで暇な人には
こんな、時間がなくてふつうの人だったら絶対にやらない(やれない)ようなことも出来るんだよ
というところだけはお伝えしておきたいと思います。
最後に
ここまでつらつらと書いてきましたが、
僕自身、初めから全部をしてきたわけではありません。
クソみたいな社内ニート生活を送る中で、
このまま暇でも良いかなぁとか考えたりもしながら
だけど、
「やっぱり、せっかく就職したんだから仕事を身につけてみたいなぁ」と考えて、これをやったらよさそうかな?ということを手探り状態で1つ1つ実践してきました。
これを勉強して、本当に自分のためになるかな?ただの徒労に終わらないかな?できればめんどくさいことはやりたくないな
などと考えながらも1歩ずつ行動を起こしました。
元々の能力が高い人は、これらのことをあっという間に身につけて、すぐに自分から仕事をもぎ取っていくかもしれません。
あるいは、その会社にすぐに見切りをつけて、もっとやりがいがあって給料も高い会社に転職していってしまうかもしれません。
僕はそのどちらの能力も持っていないと思っていました。
だからこそ、こうして一歩ずつ社内ニートを抜け出す方法を考えることができました。
この社内ニート期間中には数限りない位色々なことを考えました。
どうしてこの会社に入ってしまったのだろう。
僕はここの会社にとって必要な存在なのか。
僕の本当の強みってなんだろう。
「働く」ってなんだろう。
僕の本当に好きなことってなんだろう。
暇だったからこそ考えられたこともたくさんありました。
だけど、ここまで書いてきたことを当時の僕が知っていれば、おそらくもっともっと早く社内ニートから抜け出していたと思います。
社内ニートも悪くなかった
だけど、二度と社内ニートには戻りたくない。
社内ニートという立場はとても辛い苦しいものだから。
だからこそ一人でも多くの人に読んでいただきたい。
この世の中に社内ニートと呼ばれる人は想像以上に多く、そして、社内ニートという状況に苦しんでいるということを伝えたい。
一人でも多くの人が、少しでも早く社内ニートを脱出してほしい。
そして、自分から仕事を掴んでほしい。
僕はこうして社内ニートを脱出しました。
是非ともスター社員になってください。
【仕事がヒマなら試してみよう】社内ニートチェックリスト
自分が社内ニートであるかどうかなんて、自分自信が一番よく知っていると思うけど、前に読んだ本に便利なチェックリストがあったので引用したいと思います。
- 以下の10個の項目のうち、あなたにはいくつ当てはまりますか??
1. 仕事中に私用を片づける
2. 仕事が少なすぎると感じて退屈する
3. 時々、実際には何もしていないのに仕事をしているふりをする
4. 別に忙しくなかったのに、退社した後、すごく疲れを感じる
5. どちらかといえば今の仕事に不満だ
6. 仕事に意義を見いだせない
7. その気になればもっと早く仕事を終えることができる
8. 本当は何かほかのことをしたいのだが、収入が減るからと転職をためらっている
9. 仕事中に私用のメールを同僚に送る
10. 仕事にあまり興味がない四つ以上にチェックがついた人は、ボーアウト(社内ニート)になっているか、または予備軍だ。
(ボーアウト 社内ニート症候群 講談社)
何と!入社1年と11ヶ月目にこの本に出会った僕は、10個中10個にチェックがついたwww
笑うしかなかった。
完全な社内ニート症候群だよ!笑
この本の帯には、
仕事は本来、楽しいもの。やる気が出ない責任は、職場にも「あなた」にもある。
と書かれている。
いや、確かに自分にも何かしら原因はあると思うよ?でも、やれるだけのことはやったはずなんだけどな…
この時、
いじめについて論じる際によく出てくる、『いじめられっ子にもいじめられる原因がある』とかいう論理が頭に浮かんできて、
「おい、ちょっと待てよ。」と言いたくなった。
いや、いじめられっ子悪くないだろ
スネ夫みたいなやつは悪いかもしれないけど(スネ夫をいじめられっ子だと定義すれば)
この本は重版が出ていないので、おそらく売れなかったんだと思うけど、中に書かれている内容は「それそれ!」「あるある!」といったことばかりだ。
この本の著者が実際に社内ニートだったんじゃないかっていうくらい社内ニートのことを知り尽くしている。
ただ、「では、実際どうやって社内ニートを脱出するのか?」という肝心な質問に対しては
ボーアウト(社内ニート)になった人は、ひとりひとりが自分にとって正しい道を探すべきだ。
その際、忘れてはならないのは、「社会的なランク付け」を無視すること、そして自分の心の声に耳を傾けることだ。これは職場の雰囲気についても同様だ。
楽しいと思うこと、やりがいを見いだせる仕事、ボーアウトが解決できると思える方法を選ぼう。
と言っている。
いやいや、それが分からないから苦しんでいるんじゃないか!!
あんたはこの社内ニートという課題を解決する気があるのかよ!?
と声を大にしてツッコミたい。
Amazonのレビューでも
『仕事をしたくてもできなくて、ボーアウトでいざるを得ない、という人への治療法になるとは到底思えない(病気の人に、病気を治す努力をしよう、といってるようなモノでは?)。』
と激しいツッコミを受けている。(レビュワーさん良く言ってくれた!ありがとう!!)
ただ、この本の最後に書かれている
したがって、ボーアウトは単に困った問題なのではなく、個別化を実現するチャンス、つまりひとりひとりが自分にあった生き方を選ぶチャンスでもあるのだ。
というフレーズは、僕自身が社内ニートを脱出した後にこの本を読み直してみると、確かに言っていることは正しかったと感じます。
社内ニートという超絶暇な期間に自分を見つめなおし行動した結果、自分にあった生き方をつかみとった人もいます。
僕は僕で、副業とか起業とか転職とか様々な選択肢がある中で、今の会社で、僕がやりたい仕事をつかみ取る生き方を選んだ。
自分だけでなく、世界にはすんごいたくさんの社内ニートがいるんだということがこの本を読むと分かる。
「仕事がなくて悩んでいる 苦しんでいるのは自分だけじゃない」って分かっただけで少しは気分が安らぐのではなかろうか。
気になった人は書店や古本屋、Amazonで購入してみることをオススメします!
仕事が暇な「新人社内ニート」がぶつかること
新人社内ニートが不安に思うことを発症時期順に解説していきたいと思います。
※この記事は公開後、追記していきます。
『解決策』にあたる部分の具体的方法も別記事として順次公開予定です。
一応、下の記事に載っている「やるべきこと」をやっているかどうかだけ確認してみてください。
【社内ニート?】仕事がヒマな期間が続いた時、まずやるべきこと
http://starshines.hatenablog.com/entry/2016/11/14/230244
このリンク先に書かれていることを続けているだけでも、仕事をもらえるようになった人も何人もいます。
目次
1 新人社内ニートがぶつかる3つの不安
- いつ、仕事が増えるか分からない
- 今の職場の方がマシな可能性がある
- 不用意に仕事を増やされたくない
2「仕事は自分から積極的にとりにいくもの」という暴言
- 同期に相談してみた
- 先輩に相談してみた
- 無いものは無い
3 当時の僕に送りたい言葉
1 新人社内ニートがぶつかる3つの不安
●いつ、仕事が増えるか分からない
【発症時期】入社後1ヶ月〜半年
これは僕が社内ニート期間中、ずっとついてまわった不安でした。
暇でやる仕事がないのは確かなんだけど、だからといって資格試験の勉強にシフトし辛い段階です。
僕は一時期、ExcelのVBAの資格や、別の中堅資格の勉強をするため、スクールに通うことを考えていました。
しかし、まだこれから仕事が増える可能性があるという時期に資格の勉強(今の職場とそんなに関係のない資格や、直接的に役に立たない資格)をしてしまったら、資格取得を優先するあまり仕事をするのにも心ここにあらずと言った状態になってしまうと考えました。
また、いま本腰を入れて資格試験の勉強をしてしまったら、今後本格的に仕事が増えてしまった時に、資格の勉強を辞めなくてはいけなくなってしまう可能性があります。
あるいは辛い思いをしながら仕事と資格の勉強を続けるか。
どちらかというと僕は、仕事にやる気満々だった入社直後から3カ月後あたりまでは「何とか今の職場での仕事をマスターし、立派な社会人めざして頑張るぞ!」と考えていました。
なので、資格試験の勉強なんてしていないで、まずは仕事に関することをどんどん学んでいきたい。
とあれやこれや考えていたら僕は結局、資格の勉強をすることが出来ませんでした。
言い訳かもしれませんが、その後1年以上に渡って仕事が増えることがないって分かっていたら資格の勉強をしていたかもしれません。
ですが、この時期にはそんなことは想像できませんでした。
(僕と同様に、それまで暇だったはずの同期の中にも入社3ヶ月から半年の間にだんだんと忙しくなってきた人もいるので、やはり見極めは難しいです。)
僕がとった行動は次のようなことでした。
→解決策
挨拶、敬語、メールの書き方といった「必ず役に立つ」ことを本を買ったりして勉強する。
→解決策
短い期間で取得できて、なおかつどんな仕事に関わった時でも役に立つ資格の勉強をする。例えば、マイクロソフトオフィススペシャリストやパソコン検定、秘書検定3級など
●今の職場の方がマシな可能性がある
【発症時期】入社3ヶ月〜半年
これは、転職を考え始めた人の頭をよぎる言葉だと思います。
僕はだいたい入社3カ月から発症しました。
ブラック起業や過労死という言葉がはやっています。
過労死についてはちょうど今、テレビのニュース番組を賑わせています。
一方で、テレビの中の世界の話ではなく、自分の学生時代の友人など身近な人に「今の仕事どう?」などと聞くと「忙しくて大変」とか「残業だらけで疲れた」とか「死にたい」という言葉が返ってくることもあります。
そういったニュースを見たり、身近な人の悲惨な話を聞いたりしていると、「自分が今いる職場はまだマシなんじゃないか?むしろ恵まれた職場なのではないか?」と考えるようになります。
まず、転職するにも、今まで全然と言っていいほど仕事をしてこなかった自分に入れる会社があるのか?といったところで手が止まります。
→解決策
入社してすぐ仕事を辞めてしまったとしても、実際のところは新卒扱いで就職活動をすることができるそうです。
まだ早い時期で、自分にやる気がある場合は転職を考えてみても良いと思います。
●不用意に仕事を増やされたくない
【発症時期】入社半年〜
やっと「仕事」にもなれてきて、自分の時間を捻出する方法が確立されてきたのに、なんで自分から大変な道にいかなくてはいけないんだ?と考えるようになります。
もはや ナマケモノ です。
そして、仕事はわずかしかないにも関わらず、仕事のミスも増えてくることがあります。
けど、そのミスもだんだんと慣れていきます。
「ま、いっかぁ」とか考え出します。
こうなってしまったら、なかなか今の状況を抜けることが難しいかもしれません。
(僕自身はとても難しかったです。)
いや、はっきり言って職場の環境が悪い(会社が悪い、上司が悪い、先輩が悪い)とは思います。
けど、原因が環境のせいであろうと自分のせいであろうと、社内ニートであることに違いはありません。
第三者から見たら、「どっちもどっち。どちらも仕事が出来ないことには違いがない」と考えます。
解決策
→社内ニートの立場が許容される環境を作ろう。
出来ることは一応しておく。コミュニケーションを断たない。など
→上とセットで、「自分が仕事に役立たせたい」と思う知識を蓄えます。
僕の場合はマーケティングとPRの知識でした。
2 「仕事は自分から積極的にとりにいくもの」という暴言
ここからは、周りに「新人社内ニート」がいる人にも読んでもらえたらなぁとコッソリ思っている部分です。
ここまでの話を聞いてきて、「社内ニートになったのも自業自得だろ」と思う人もいるかもしれません。
そして、
「仕事は自分から積極的にとりにいくもの」
という暴言を浴びせてくるのです。
その言葉は、言われないと分からない人もいるけど、僕自身は言われなくても分かっているつもりだった。
だから、お茶くみ、机掃除、書類整理など、「なんとか自分でも出来そう」と思った仕事は積極的にやっていった。
しかし、入社してまだ大した期間も経っておらず、会社での振る舞いや慣習も分かっていない若手に、果たして仕事を自分から取りに行くなんてことが出来るのだろうか?
「仕事は自分から積極的に取りに行くもの」という言葉は、しっかりとインプットを済ませた人には響く言葉かもしれません。
一方で、インプット量が足りていない人にとっては、苦しいのです。何をどうしたらいいか、考えるヒントが少ないからです。
上司や先輩が、自身のマネジメント力が足りていないことを私たちのせいにしているだけです。
だからと言って、僕たちが今の社内ニートという状況の中にいて何もしないままだと、暗い未来が待ち受けています。
同期に相談してみた
僕は入社して2ヶ月ごろ、別の部署の同期に
「仕事がなくて辛い。これからの会社生活で不安しか見えない」
と相談したことがありました。
その時、同期は僕に説教しました。
「そんなに、環境のせいばかりにしているようじゃダメだ。 『自分が今の環境を変えてやるんだ』と思わないようじゃないといけない」
それを聞いて非常に悔しいと思いました。
確かに、君の言っていることは正しいよ。
今までの僕だったら、もし、君の立場にいたなら同じことを言っていただろうな。
しかし、自分が『社内ニート』という立場に立ったらそんなこと言えなくなりました。
『社内ニート』の辛さは、なった人にしかわかりません。
先輩に相談してみた
また、同じ職場の先輩と話していた時のこと。僕は先輩にも同じ相談をしました。
先輩は
「自分は前の職場がものすごく忙しい職場だったから、今の職場がものすごく充実している。時間があるからいろんなことを考えるようになって、頭が良くなった。しっかりと仕事を理解して消化できるようなった。前の職場ではただの『事務処理マシーン』だった。」
という話をしてくれた。
先輩、僕もそう思いますよ。
入って若いうちにバリバリ働きたかった。
バリバリ働いて早く一人前の社会人になりたかったんだ。
けど、インプット量が足らないんだよ。
先輩は前の職場でやってきたことをも、今の職場でしっかりと反芻し、復習することもできているかもしれないけど、僕はそのためのインプットが十分に出来ていないんだ。
量が質に転化するという言葉がある。
先輩の場合は今まで蓄積してきた仕事の量が今の暇な職場の中で質に転化したようだ。
一方で、自分の場合は仕事量がないから質に転化しようがない。
仕事は自分から積極的にとりにいくもの
果たして、そんなにまでして仕事をとりに行かなくてはいけないものなのか?
「仕事をください」と何回もお願いしたにも関わらず、のらりくらりとかわされ、飼い殺しにされ続けるとだんだんとモチベーションが低下してきます。
これを『学習的無力』と言います。
こうなってしまった若手社内ニートを責められますか?
無いものは無い
そして、ようやくここまで来て僕は気づいてしまった。
自分の職場には仕事がない。
少なくとも「近い将来まで僕に任せてくれる仕事はない」
「無いものは無い」のである。
「仕事しなくてもお金もらえるなんて羨ましいわ」って言われたりしますが、確かに『現在』は問題ないかもしれません。
しかし、「このまま、仕事が出来ないまま年を取っていって、将来仕事が出来ず、職場からいじめられたり、リストラされたりしたらどうしよう」という不安が強くついて回ります。
また、将来の心配だけでなく、「今、この職場で他の皆は頑張っているのに、自分は一体何をしているんだ?」と申し訳ない気持ちでいっぱいにもなります。
3 当時の僕に送りたい言葉
だから僕は代弁したい
今、社内ニートの皆さんの代弁をしたい
社内ニートになったのは自分のせいじゃない
少なくとも、自分だけのせいじゃない
「自分は悪くない」
ただ、自分は悪くないと思いつつ、一方で社内ニートを脱出するための努力は自分自身のためにしていこう。
だから、僕は『社内ニートを不安に思っている』人に共感してもらえればいい。
その辛さは、なった人にしか分からないから。
【社内ニート?】仕事がヒマな期間が続いた時、まずやるべきこと
僕は、純粋で慢性的&本格的な社内ニート(?)の人のために文章を書いていますが、社内ニートなりたての人もいることと思います。
社内ニートの初期症状であればまだまだ治療することができる可能性があります。
そこで、まずは試しておきたいことを書きたいと思います。
もしかしたら「既にやり尽くしてしまった」という人もいるかもしれませんが、とりあえず目を通してみてください。
〜目次〜
●今からでも最低限試しておきたいこと
1.社内の先輩や上司に、仕事がないかどうか聞いてみる。
2.自分の仕事(少ないかもしれないが)で改善点がないかどうか考えてみる。
3.自分の仕事の自作マニュアルを作成してみる。
4.掃除とかコピー取りとかお茶くみとか積極的に行う。
5.自分の仕事に関連する本を社内で読んでみる。
6.社内プロジェクトに応募してみる。
●今からでも最低限試しておきたいこと
社内ニートの皆さんはこれから下で述べる5つの項目を全部試してしまっているかもしれません。
けれど、もしまだ試していないことがあるのであれば、一応全て試してみてほしいと思います。
もしそれで今の状況が改善されるのであれば儲けものです。
1.社内の先輩や上司に、仕事がないかどうか聞いてみる。
とりあえず、今いる職場の先輩や上司に仕事がないかどうか聞いてみましょう。
まずはここから初めてみないと、自分が置かれた状況が分かりません。
運が良ければ仕事をもらえることもありますし、これを続けることによって、自分にできる仕事の量が社内にどれだけあるのか把握できます。
(僕は半年近く聞き続けましたが、「職場に仕事がない」ことがわかりました。)
2.自分の仕事(少ないかもしれないが)で改善点がないかどうか考えてみる。
今までの手順を変えてみたり、ここを工夫したらどうかなぁ?と考えてみる。
Excelをいじっていて、「このグラフや表をもっと見やすくできないか?」とか「関数やマクロを使ってみたらもっと楽に作業が出来るのではないか?」と考えを巡らせてみるのです。
3.自分の仕事の自作マニュアルを作成してみる。
自分が今やっている仕事をマニュアル化してみましょう。
ほとんどの職場は『OJT』という名目で、仕事についてマニュアル化されていないと思います。
たまに、職場によってはしっかりと細かくマニュアル化されているところもあるかもしれませんが、それらを一度、自分の言葉で噛み砕いてみましょう。
マニュアルを読んでいて、あなたが分かりにくいと感じたところはおそらくあなたの後輩も分かりにくいと感じるはずです。
そういった、自分が入ってきたばかりの後輩だったら、どこで躓くかを考えながら自分なりの言葉でマニュアルを作ってみるのです。
それをすることで仕事に関する理解が深まるとともに、あなたの後輩が入ってきたときに、より効率的な指導を行うことができ、間接的に会社全体にもプラスの影響を与えられるはずです。
4.掃除とかコピー取りとかお茶くみとか積極的に行う。
やることがないときは、とりあえず雑用を積極的にやっておきましょう。
少なくとも「アイツは仕事中にインターネットばかりやってサボっていやがる」と思われることはなくなります。
「サボっている」と思われたらだめです。
収益性は無いかもしれないけど、何かしら会社のためになることをやっていると認識されていた方がこれからも動きやすくなります。
5.自分の仕事に関連する本を社内で読んでみる。
いよいよやる仕事がなくなったら、仕方がないので、自分の仕事に関する本を書店で探してきて、会社の自席で読んでみましょう。
冷ややかな目を向けられていたたまれない気持ちになると思いますが、文句を言われなければ儲けものです。
特に、机に置いて、辞書のように都度参照したりするのであればハードルは下がります。
6.社内プロジェクトに応募してみる
「部署内でろくに仕事もしていないのに、のんきなものだな」と直近の上司には言われるかもしれない。
「いやいや、部署内の仕事がないから応募するんでしょうが笑」と開き直る必要があります。
しかし、もしかしたら一発逆転になる可能性もあります。
ただ、こういったプロジェクトに応募するとなると「自分の実力が伴うかどうか」といった問題があります。
本当は、まだ若手だから多少実力がなくても積極的な人を求めている可能性があるので、そこは見極めが必要になるかもしれなません。
僕は初めてこのチャンスが巡ってきた時、
今、会社で毎日暇な時間に一生懸命英語の勉強してるんだよ!!
社内プロジェクトなんかで消耗して、英語を身に付けるチャンスを失いたくなんてないわ!
などと本末転倒なことを考えていました。
将来活躍するために勉強しているのに、いざその活躍するためのチャンスが巡ってきたときに、行動できなくなってしまっていたのでした。
とりあえずやってみた結果
私は、上記の①~⑤を一通りやってみました。
仕事が効率化された結果、さらに仕事がなくなりました。
⑥については、「自分は入社したばかりでまだ何も知らないから、そんなのできっこない」と、初めは回避しました。
つまり、この段階では「仕事がない」という状況は全く改善されなかったのです。
けど、諦めてはいけません。
ある程度社内ニートのフェイズ(段階)が進んでいると「今さらやりたくないわー」ってこともあるかと思いますが、とりあえず上に挙げたことは実行してみてください。
結果的に仕事がない
ということがはっきりと分かるだけかもしれませんが、「やるべきことはとりあえずやった」ということができます。
やるべきことはとりあえずやった感
があると周りの視線に耐えることができます。
実は周りの人も「あの新人には仕事がないんだよなぁ」と気づいていることが多いのです。
そんなときに、とりあえず「やるべきことはやっている」と認識してもらっていれば、新人に少しでも出来そうな仕事が出てきた際に「じゃあ、ちょっとやらせてみようか」ってなるのです。
※僕が最終的に社内ニートを脱出するきっかけとなったのは⑥のおかげでした。
⑥で結果を出した+「じゃあ、ちょっとやらせてみようか」の組み合わせが勝因でしょうか
それでもダメだった場合どうしたら良いか?
そんな場合もあると思います…
そこは次回に続けたいと思います!
行きたくない飲み会を断っても、「つきあい悪い」となるべく思われないための方法
僕は、飲み会というものがあまり好きではありません。
学生時代は「居酒屋行くなら俺も呼べ」状態だったんですが、今はそんなに行くこともなくなってしまいました。
なぜかというと、
知識が豊富な人や、本当にマインドが合う人とは何時間でも色々なことを話し続け、お互いに充実した時間を過ごすことが出来ますが、そうでない人と過ごす時間は大変苦痛だと感じたからです。
ただ、無下に断ってしまうと「今後の関係にひびが入ってしまうかもしれないし...」
と、色々と気になってしまいますよね。
なので、そういった問題を解決するべく、
試行錯誤を繰り返し『飲み会参加基準3原則』を生み出しました。
これは、社会人生活の中で、かなり強力な武器となります。
飲み会に参加する3つの基準
1 歓送迎会などの、会社で外せない行事
2 3〜4回誘われたら1回参加
3 初めて誘われた時
これさえ守っていれば人との関係にひびが入ることもほとんどなく、人からぐちゃぐちゃ言われることもありません。
そして、自分の時間を確保することも可能となります。
1 歓送迎会などの会社で外せない行事
「あの人は一匹オオカミだから」と言われる人でも、嫌悪される人とそれが許されている人がいます。
それは、空気を読めるか読めないかの違いです。
「空気を読めるか読めないか」と言っても、特殊なスキルは要りません。
「絶対に出ないとまずいだろう」と考えられるイベントだけはしっかりと参加しておけば良いのです。
その1回に参加するか否かで今後の居心地が変わるのであれば、「参加しておいた方が圧倒的に得」と言えます!
2 3〜4回誘われたら1回参加
3〜4回に1回参加というところがミソです。
この回数だと、「あの人は忙しいことが多いけど、つきあいが悪いわけではない」との認識を相手に与えるからです。
この周期で誘いに応じると感謝さえされます。
毎回参加しているのに、たまに先に用事が入っていたりして参加できないことがあると「つきあいが悪い」とか言われるのです。
なのに、いつもは参加しないのにたまに参加すると「来てくれてありがとう」と感謝されたりするのです。
この世の中って謎だらけですよね。笑
3 人から初めて誘われた時
初めて誘われた時はできるだけ参加するようにします。
自分から相手を誘う時の心理を考えたら分かりやすいと思いますが、
初めて誘う側の心理としては「この人面白そうだから呼んでみたい」とか「個別に話してみたい」という気持ちがあります。
その時、心の中では「初めて誘うけど大丈夫かな?」とか「ちょっと勇気を出して誘ってみよう」とか葛藤を経た上で声をかけるのです。
つまり、ただの数合わせとはワケが違います。
初めて誘ってくれる人は、私に何かしらの興味を持ってくれているのです。
だから、せっかく興味を持ってくれたチャンスを生かさない手はありません。
貴重な話を聞けるチャンスだったり、人脈を繋げることもできます。
(中には、チャラいとか態度が軽い人もいて、とりあえず人に声をかけるような人もいますが、これは相手の雰囲気から見抜けます。笑)
上の法則を守るのがどうしても難しい時
僕は上に書いた3原則を基本的には守っていますが、中にはどうしても守れない時もありますよね。
そんな時に使えるのが
「自分から別日程を提案する。」です。
これによって波風を立てずに都合の悪い日を避けることができます。
さらに、それと組み合わせで、「飲み会ではなくて、食事を提案する」技があります。
飲み会となるとどうしても2〜3時間とられてしまいますよね。
しかし、食事であれば1〜2時間で済ませることが可能となります。
この技を使うことによって、相手との関係を悪くせず、それでいて自分の時間を捻出することができます。
ただ、歓送迎会などの、会社で外せない行事
だけはこの技を使うことはできません。
歓送迎会などのイベントは、あらかじめかなり前から日程が決められているので、この日程に合わせて自分の予定を空けておく努力が求められます。
その場合は腹をくくりましょう。
以上、プロ社内ニートの知恵シリーズでした。
【仕事が暇】社内ニートとは?社内ニートのプロフィール【やることない??】
さて、ブログを開始して2週間が経過したところでようやくプロフィールを書きたいと思います。
〜目次〜
* このブログを書いている人
* このブログで伝えたいこと
* 元社内ニートとして言いたいこと
このブログを書いている人
こんにちは、starshinesです。
僕はいわゆる「社内ニート」です(でした?)
「そもそも社内ニートって何よ?」という人もいると思うので、下にウィキペディアから引用させてもらいました。
社内ニート(しゃないニート)とは、労働者であるためニートではないが、仕事がないため社内でほとんど働いていない労働者のことである。
(中略)
いわゆる窓際族であるが、窓際族が定年が近い者というイメージであるのに対し、社内ニートは若年層も多く含む。一見気楽に見えるが、将来の仕事につながる人脈やスキルを構築する機会も与えられない(特に、勤務中に勉強をしたり情報収集をすることが禁止されている場合)など、モチベーションが高い労働者にとっては大変苦痛を伴う立場である。
そう、読んで分かる通り、僕は 若年窓際族(社内失業者) だったのです。
〜〜〜
僕は、2年間に渡る就職活動の末、今の会社に入社しました。
特別意識高いわけではありませんでしたが、
「これから僕がこの会社や世の中を良くしていくんだ!」とちょっとやる気を出していました。
しかし、入ってからさっそく壁にぶち当たりました。
研修がクソつまらないうえに役に立たなかったのです。
で、配属された部署
その部署は専門的な仕事が比較的多い部署で、新卒で入ってもやる仕事がほとんどない「最悪な環境」だったのです。
ここから僕の2年間の社内ニート生活が始まったのでした。
最初の1ヶ月
新人で僕にできる仕事がないから今は仕事がないのだろうと考えていました。
それでも一応、上司や先輩に「仕事ありませんか?」と毎日聞いて回りました。
が、仕事をもらったことは滅多にありませんでした。
3ヶ月目に入って
周りの同期が、「だんだん忙しくなってきて大変!」とか言っているから、自分にも仕事がそろそろ増えるのかなぁとか考えていた。
しかし、
これはおかしいぞ?いつまでたっても仕事がない!
仕事を何とかひねり出してやってみるものの、30分程度で終わってしまう。
その後はひたすら睡魔と戦う日々
そして毎日、
僕「仕事はありませんか?」
上司「ないよ」
というやり取りを繰り返すうちに、だんだんと感覚がマヒしていきました。
「仕事はやらなくてもいいものなんだ〜」とか考えるようになりました。
半年が経ちました。
僕と同じく今まで仕事が暇だった同期たちも、次第に仕事が増え、忙しくなったとの話を聞く。
この頃には、「仕事はありませんか?」と上司や先輩に聞くことも少なくなりました。
返ってくる答えが分かっていたからです…
僕はというと、
相変わらず仕事がない!
同じ状況の人間はもう他にはいないんじゃないか?という考えが頭をよぎりさすがにアセる。
ただ、一方で
制限がほとんどかかっていない会社のパソコンで、ネットサーフィンをしたり、トイレにスマホを持って行ってまとめサイトを読んだりするようになりました。
また、仕事がなく定時で帰れたため、帰ってからはずーーっとパソコンで動画サイトを見たり、漫画を読んだりして、眠くなったら寝る。
といったダメな生活を続けていました。
もう、楽な環境に染まりつつあったんですね。
年が変わりました
そうこうしているうちに年度が変わってしまいました。
人事異動があり、僕の部署も変わるかと思いきや、状況は全く変わりませんでした。
もう、ほんと暇で仕方ない就業時間
僕は
左手で文字を書く練習とかしていました!笑
(しかも、その能力を身につけましたww)
半年に差し掛かるあたりから徐々に、「こんなに仕事が楽なら、仕事終わったらさっさと帰って趣味にでも時間を費やしたほうがいいや」と堕落し始めていました。
しかし、この期間には
机や棚の書類を整理し、自分がやっている仕事の引き継ぎマニュアルを作り終え、電話が鳴ったら(というか音が鳴る寸前には)すぐに電話に出て、エクセルの関数やマクロを使って仕事を効率化etc
自分にできそうなことはだいたい全部やっていました。
なんとかして仕事をもらえる人間になりたかったからです。
しかし、結局仕事が増えることはありませんでした。
そして、頭に浮かんでくるのは次のようなネガティブな考えばかり…
- このまま仕事をしない期間が続いたら、どんどん仕事ができない人間になってしまう。
- 仕事ができないダメなヤツという烙印を押されてしまうのが怖い。
- 会社を辞めさせられてしまうかもしれない。
- 会社を辞めさせられても、今まで仕事をほとんどしてこなかったから、何もスキルを持っていないし、転職活動も怖い。
- 一緒に入社した同期のメンバー達が仕事の話で盛り上がっている間、僕はその話に入れない。
などなど
もう、仕事が暇で暇で苦痛でした。
精神的にどんどん追いやられていきました。
この頃から
Googleで「社内ニート 脱出方法」とか「仕事 やることない」とか「社内ニート ブログ」「仕事 暇 辛い」と検索をしまくりました。
しかし、検索1ページ目に出てくる方法は、どれも既に試したものばかり。
何とかやれることを探そうと試行錯誤をするが、結局ネットで時間つぶしをする日々が続いた。
そんなある時、いつも通りネットサーフィンをしていると、ヤフー知恵袋に
正社員で入社2年目です。(女性・22歳)いまの仕事は事務なんですが、... - Yahoo!知恵袋を見つけました。
「仕事しないでお金もらえるの羨ましい」とか「まだ若いんだから大丈夫だよ」といったコメントが並んでいました。
けど、そこに書かれているコメントは質問者の女の子の心には全く響いていないだろうなぁと同情を感じました。
で、この時になってやっと1つの結論に達しました。
ネット上に、本当の社内ニート脱出方法は載っていない
具体的方法が少ない!少なすぎる!!
社内ニートに関するまとめサイトなんかは、ただそれっぽい情報をまとめてあるだけで、社内ニート脱出方法のことを真剣に考えていない。
これらを見ていても僕は変われない。
自分でなんとかしない限りは社内ニートは脱出できない…
それなら、自分の方法で社内ニートを抜け出してやろう!!
ということで色々と試みました。
この時にやっていて良かった!ということをたくさん経験しました。
アホっぽいこととか、役に立つのか不明っぽいこと、やってみたけどダメだったこともどんどん蓄積されていきました笑
たくさんのことを試していく中で、薄っすらと意識していたのが以下のことです。
- どんな仕事にも役立つスキルを自分で身につけよう
- 社内ニートの立場が許容される環境を作ろう
- いつでも会社を辞められると思えるような自分や環境を作ろう
この3点を意識しながらちょっとずつ、一歩一歩努力をし始めました。
努力をしている間、
直属の上司が、別の部署に行って「うちの新人は全く仕事をやらない」と言ってるのを耳にして辛い思いでしたが、なんとか毎日会社に通い続け、自分のスキルアップを図りました。
社内ニートになって1年半ほど経った頃からでしょうか、徐々に自分や周りが変わってきていることに気がつきました。
そして、その後
社内横断プロジェクトのプロジェクトリーダーになる
社長賞を受賞する
自社のPR大使に選出される
業務改善提案で表彰を受ける
他社からヘッドハンティングを受ける
といったことが立て続け(半年くらいの間)に起こりました。
ちょっと前の自分だったら絶対考えられませんでした。
また、それらと前後して、
「今度一緒に飲みに行こうぜ」
「君がいると周りが元気になるよ」
「次はうちの部署においでよ」
「なんで最近はうちの部署に遊びに来てくれないんだよ?たまには寄って行けよ」
と別の部署の偉い人や、仕事を一緒にやった人から声をかけられることが増えてきました。
当時の自分だったら絶対考えられないようなことが、だんだんと連鎖反応のように起きてきたのです。
このブログで伝えたいこと
僕はこのブログを通して、大雑把に以下の3つを伝えていきたいと思います。
○「社内ニート」(仕事が暇で辛い)に関すること
このブログのメインコンテンツになる予定の「社内ニート」に関することをひたすら語ります。
僕自身、当時は「こんなに僕みたいに暇な人間は他にはいないだろう」と思っていましたが、
ググってみると意外とたくさんの人たちが仕事中に暇してることが分かりました。
そういう人たちにメッセージを届けたいと思います。
○「社内ニート」期間を経るに連れ芽生えていったこと
一人暮らし、断捨離(ミニマリスト)、節約、読書、旅行、筋トレ、その他社内ニートであるからこそ芽生えた?生きていくための知恵を語っていきます!!
○生活していて「面白いなぁ」と感じたこと、気づいたこと
つまらない期間を長く過ごすうちに、「どうしたらこのつまらない時間を面白くできるか」ということを考え続けました。
そういうことを社内で考え続けるうちに、いつしか会社とは離れた普段の生活でも「何か面白いことはないか」と考えるクセがつきました。
日常生活で見つけた「なんか面白いなぁ」と思ったこと(いわゆる雑記)を発信します!
最後に僕が伝えたいこと
世の中には「自分が経験してみないと(なってみないと)わからない」と言われることがたくさんありますよね。
いじめ、性的マイノリティ、病気など非常デリケートな内容のものもたくさんあります。
そんな中、「社内ニート」をそういったものと同列視しても良いものか?とは思いましたが、やはり「社内ニート」もなってみて初めて分かる辛さだと思います。
「仕事がやることなくてツライ」なんて、人になかなか言えることではありません。
僕は、
ひとりひとりが知恵を出し合って、この現実を乗り越えていけるようなブログを作っていけたらと思います。
まだまだ記事数も多くはありませんが、よろしくお願いします!
社内ニートに関するコメントやメッセージなどどんどんくださいな〜
週刊ストーリーランド 思い出をお金に替える謎の質屋
今は無き、子供も楽しめるドキュメンタリーアニメ『週刊ストーリーランド』
決して特別なテレビっ子であったわけではない僕が、子供の頃に毎週楽しみにしている番組があった。
それが、タイトルにもある『週刊ストーリーランド』だった。
『週刊ストーリーランド』(しゅうかんストーリーランド)は、1999年から2001年まで日本テレビ系で木曜日に放送されたバラエティ番組。視聴者から面白い話を募集し、アニメ化して放送するという内容。
番組の最後には「あなたの知っている物語を大募集」として視聴者に応募を呼びかけ、採用者には最高で賞金50万円を出した。(Wikipediaより抜粋)
サスペンス、恋愛、感動ものや、人間社会のブラックな面を描いたストーリーが、臨場感たっぷりのアニメとして放送されていたので、自分がふだん読んでいたコロコロコミックや、週刊少年ジャンプとは違うワクワク感に心を躍らせていた。
思い出が詰まっていればいるほど、多くのお金を貸してくれる質屋
もう、10年以上前の番組なのに、私が忘れられないストーリーがある。
会社をリストラされた主人公は、そのことを家族に告げられず、生活に苦労していた。
どうしてもお金が足りないという時に、突如として目の前に現れた謎の質屋
「思い出が詰まっていればいるほど、多くのお金を貸してくれる質屋」
彼はそこで、自分に必要な最低限のお金を借りた。
今は成長して大きくなった娘が、小さい頃に牛乳ビンのフタで作ってくれた腕時計を質に入れたのだった。
もちろん、この腕時計には金銭的な価値はないかもしれない。
しかし、彼は大切な家族との「思い出」を取り返すために、必死に転職活動を行い再就職先を見つけたのだった。
思い出質屋がつぶれない理由
牛乳ビンのフタに対して10万円もの価値がついたとすれば、質に入れた客はそのままお金を返しに来なくなる可能性が高い。
そんなことを容認していたら店はすぐに潰れてしまうだろう。
じゃあ、なぜ?
実は質屋の店主は、兼業で作家としても活動している。
店に来たお客さんに、そのモノの思い出(エピソード)を聞かせてもらう。
そして、それを基に『思い出質屋』というタイトルの小説として編集し、販売を行っている。
だから、仮にモノを取り返しに来ないお客さんがいて赤字が出たとしてもこの質屋はつぶれない。
コンテンツを上手くお金に替えていると言える。
モノより思い出
14分で観終わるので、ぜひとも観てください!
週刊ストーリーランド 思い出質屋
まるで、『週刊ストーリーランド』という番組自体を、しっかりと味付けしてストーリー化したかのような短編でした。
まとめ
私たちの思い出や経験には価値があります。
自分の思い出にも何らかの価値があるかもしれない。これから少しずつ掘り起こしていこう!
なんで週刊ストーリーランドって終わっちゃったんですかねえ…